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古屋の漏り

毎日朝起きるのがつらい。今日は日曜日だったけれど、9時から4時間バイトに行った。

言葉遣いと手際がいい、ものすごく上達したね、と褒められた(やったね)

 

バイトから帰って家の扉を開けたら、外は晴れているというのに家の中で雨が降っていた。というか、盛大に雨漏りしていた。安い物件だからってこれはひどい。私の心も雨である。管理会社に電話してすぐ見に来てもらった。原因は上階の人の洗濯機の詰まりだそうだ……3時間後には雨漏りは止んでいた…

 

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ブルーチーズは甘くない

言わずもがなこのブログはごく私的な覚書として作られたものである。鍵をかけないのは鍵をかける動機がとくになかったから。他人が読む可能性がゼロではないほうがいいだろうと感じる点はある。それは、あとで読み返しても意味を汲めるまともな文章が書くように心がけるだろうこと、または、(人は皆いつ死ぬかもわからないというのに!)書き残してはいけないようなことを記録しないだろうこと。

 

もう少し準備を整えられたらの話だけれど、ここを備忘録にしたいな、と今日ふと思った。

読書だけでなく、映画や音楽、それからたまには漫画のこととか、なんでもいい。手帳に残っている感想があまりに雑でその時の心境を解読できないことを、豊かな経験が指の隙間から零れ落ちていくかのように心もとなく感じ、もうすこし丁寧に記録する癖をつけたくなったのである。

今日少し読み進めたのは『タタール人の砂漠』と『帝国とナショナリズム』。私は基本的に背伸びして本を選ぶ癖がついているため、読み終えて感想を書こうとする局面で、必ず自分の語彙不足、知識不足、脳の欠陥、知性の敗北、人生の不条理を血涙流しながら呪う羽目になる。あとはリルケの『若き詩人への手紙』を再読した。

事典なので熟読にはならないけれど、『スパイス完全ガイド』をさらっと見た。カレーの研究ってわくわくするよね。この前は伊勢丹の地下へ赴いて生まれて初めて買ったラム肉を、血抜きしてカレーに入れた。

 

読書という行為は、目的の有無やその内容、あるいは環境条件に添って、複数のレベルに分けられる。我々の生・生活は時間的に有限であり、読む本の選択、及び読み方の選択といった、複数ある選択肢のなかからの優先順位の決定が肝要。そういったことを、暇な時間がなくなるにつけ強く思う。忙しい合間を縫っての読書は、暇なときの読書と「良くも悪くも」質が異なるのだ。なんでもかんでも手当たり次第に全て読んで、しかもその上、全てについてきっちり記録をつけなくては、と思い込むことほどあほらしいことはない。単にストレスになるだけだ。私は自分が読む本や読み方の吟味だけでも割と意識的にならないとできないし、また感想について書くのにも「なんとなく」ではいられない要素が結構多く、もうちょっと考えをまとめたいところである。

 

タイトルのブルーチーズですけど、ちょっと刺激的すぎないだろうか。昨日一口食べてボロボロ泣いた。蜂蜜をかけると口当たりが良くなるとのことだったので、早速今日KALDIで蜂蜜を買って帰ってきた。

食生活において大事なのは創意工夫ではなく集合知

 

名残の雪

4℃ 月齢18.72

 

国境の長いトンネルを抜けると雪国であった。夜の底が白くなった。信号所に汽車が止まった。『雪国』

 

今朝、私の住んでいるところでは、ばうばうと横殴りに雪が吹雪いた。

小粒の雪は一切積もらず、地面や肌に触れては溶け、あらゆるものをつめたくしてしまった。私も心の芯まで冷やした(もともとつめたかったけれど)。

通学路にトンネルがある。高校の頃『雪国』の情緒に触れて覚えた心の震えをこの歳の4月に連想するなんて、なんて妙な心地だろうと思い、そばにいる人に話した。さらっと流された。世間話らしい無関心を感じた。

 

長時間二足歩行したことの記録

4月3日 8.8km

  4日 8.04km

  5日 13.22km

  6日 12.66km

  7日 6.28km

  8日 9.36km

これは全て必要に応じて歩いただけなので、迷子でもないし散歩でもない、探検でもない。なのでスリルやときめきはさほどなく、味気ない。こんど体力と時間を作って、思い切り自由な心で、あてもなく歩きまわりたいな。

 

今のところ、思ったよりは呆気なくアルバイトをこなせている。書店バイトと迷って決めたのだけれど、書店に比べて重いものを持つ必要ないし、内容はまあ単調で、なにより時給が良い。大作を作る時の画材費用として貯蓄を進めるのにうってつけである。

 

新しく始めたこと:ワインとチーズの経験・知識を深める、ラム肉料理、鉄のフライパンを育てる

新しく始めてみたいこと:園芸(まずはハーブから)、独語

仕切りなおして取り組まないといけないこと:仏語、英語、歴史

一日も休んではいけないこと:画

 

とにかく先を読みつつバランス良く、フットワーク軽めに着実に積み重ねていきたい。

私達に許されているのはただ、日々を丁寧に暮らすことだけなのだろう。

 

祝祭の季節

何故かわからないがwifiルーターに充電できず、結果ネットに繋げることができない。スマホの画面は酷く打ち込みにくい。


わたしは一人で過ごすことの虚しさを紛らわすために、言い替えれば、ひとが生きることの前提である孤独を引き受けられないがため、思考をサボるために、人々のあいだに逃げたり、眠りに逃げたりしている。これはとても情けないことなんだ。



近況。一人暮らしを始めて一週間が過ぎた。不便は多々あるが金と時間に関しては不自由はしてない。思考は不自由。どうも気分や感情にわたしを任せすぎる。

追い風に乗って

春から同じ美大へ通うものと思っていた人が藝大へ移ると知り、その人の絵や経歴(高校の頃には国際グランプリ、予備校でも大賞を受賞していたのだから、むしろトップクラスでないほうがおかしい)を思い起こして納得した。

 

私もこれからは、美術をもっと頑張らなければならない。

新しい世界に飛び込む不安も強いけれど、なんとかやってみせよう。

少し心の弱いところがあっても、もともとめちゃくちゃ勤勉だし、学習に関してはまあ要領はいいし、ユーモア感覚を大切にしているし、自分のペース、自分の譲れないところをきちんと持っていれば、きっとだいじょうぶ。

3.14 Sat

月齢 22.67(0:00)有明月  啓蟄 

 

日の出  05:54   日の入 17:47

月の出 00:38         月の入 11:08  目視できず。データベースからの引用。

室内気温を記録しそこねた。

昨晩(13→14)は耐えられず睡眠前に食事をとる。トマトベースのマカロニ炒めとご飯を大体手のひら一杯分。食事時刻の狂いと炭水化物を摂り過ぎたことを書いておく。

生活のリズム全体が根本から出来上がっていないため、睡眠時間も乱れている。22時から8時までの10時間睡眠。体幹トレーニング無し。引越し準備により部屋が散乱していて活動水準が落ちる。ラジオ英会話は聞いたが集中できず、ビジネス英語は聞き逃す。

 

朝8時から無印良品や洗濯機の情報をネット経由で探る。シャワーカーテンは防カビ加工が望ましいため、いくつかの候補を除外。シャワーラックの差し込み固定口は新居に対応した型か気にかかる。いくつか一人暮らし向けサイトを巡る。

朝食はすあまとバナナ。

11時頃外出するときにマーチンの傷を見つける。

12時半、駅前での待ち合わせにギリギリアウト。また、17時の歯科予約を17時半と勘違いし、こちらも遅刻。2件遅刻続きとはどうかしている。

これはふんわりした言い方になるのだけれど、今日の会話は不味かった。ある程度簡単に予想がつく質問内容だったのだから、応えをもっとしっかり準備しておいたほうがよかったなと思う。その場でひねり出したものの、言い方が伝わりづらいものだったし、エート、ソウデスネ、の間合いが辛かった。

乗換駅にて、黒豆と黒糖の堅焼きパンを買って食べた。歯ごたえがありほんのり甘く、満足感が高かった。

歯科では結局遅刻ながら診てもらったのだけれど、受付嬢二人同時に話しかけられた際に困った。直後に指示を言い直されて、耳の遠い人のような扱いを受けたのが辛かった。顔色一つ崩さず、こちらの目配せを全く読み取られないことが生じると、心持ちきつい。よくあることだけども。よくあることだけに、意思疎通がままなってない案内・接客を平然とする病院やお店からは遠ざけたほうがいいなと思う。とはいえそう思ってすぐできるのなら困らない(歯科探しも大変)。

数学を微分積分まで、新課程の参考書で勉強したいと思い中古を探し歩いているが、見つからない。諦めてアマゾンで買おうかしら。漫画では『夜さん』や『ケンガイ』の評判を聞き、気になっている。文学系統の書物は十分すぎるほど手元にあるので買いたいものは無し。電車内ではジーン・ウルフ『ピース』を40pほど読んだ。

 

ところでその評判だけれど、レビューだとか書評だとか、極力そういう情報はシャットアウトした方がいいのかなと切実に感じることがある。最近私は自分のこころを見失っているし、その感覚はさらにこの記事を読んで強められた。


本や映画を評価するときのスタンスは? - 村上さんのところ/村上春樹 期間限定公式サイト

13日14日と歩いた歩数が一万歩をゆうに超えており、ああこの感じだよこの感じ、体力を早く取り戻したい、と思った。ここのところ気を抜いてるので週の半分も歩かない。良くないことだ。

帰宅後気晴らしとはいえ内容のない話をだらだらあてもなく喋ってしまって少し後悔。相手が挨拶のようなどうでもいい褒め言葉(話の筋にかすりもしないが、無いと会話がささくれ立つ「気遣い」のたぐいであって、お世辞ほどおおげさじゃない)を一々真に受けて照れることに無性に嫌気が差し(バカか)、どんどんさらにどうでもいい内容の話になってしまった。沈黙すべきだった。

夜は白身魚を酒粕でつけたもの、煮物、ほんのすこしの残りものカレーとごはん。

勉強に手がつかなかった。

 

 あの快い夜のなかへおとなしく流されてはいけない
                           ディラン・トマス
                           鈴木洋美 訳 

あの快い夜のなかへおとなしく流されてはいけない
老齢は日暮れに 燃えさかり荒れ狂うべきだ
死に絶えゆく光に向かって 憤怒せよ 憤怒せよ

賢人は死に臨んで 闇こそ正当であると知りながら
彼らの言葉が稲妻を 二分することはなかったから 彼らは
あの快い夜のなかへおとなしく流されていきはしない

彼らのはかない行いが緑なす入江で どれほど明るく踊ったかも知れぬと
最後の波ぎわで 叫んでいる善人たちよ
死に絶えゆく光に向かって 憤怒せよ 憤怒せよ

天翔ける太陽をとらえて歌い
その巡る途中の太陽を悲しませただけだと 遅すぎて悟る 気性の荒い人たちよ
あの快い夜のなかへおとなしく流されてはいけない

盲目の目が流星のように燃え立ち明るくあり得たことを
見えなくなりつつある目でみる いまわのきわの まじめな人たちよ
死に絶えゆく光に向かって 憤怒せよ 憤怒せよ

そしてあなた ぼくの父よ その悲しみの絶頂で
どうかいま あなたの激しい涙で ぼくを呪い祝福してください
あの快い夜のなかへおとなしく流されてはいけない
死に絶えゆく光に向かって 憤怒せよ 憤怒せよ