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一日目

 

朝起きて一週間の段取りを確認&調整し、暇な日の一日もないことに気づき少し落胆した。

11月初頭までに三本書いて試験を受ける手はずを整えるため、音楽論のレポートを急遽仕上げることにした。急遽、といっても一ヶ月前から資料は用意してあり内容もあらかた決まっていて、あとは書くだけという状態だったのだけれど、それでも少し大変だった。4時頃には書き上げて提出した。ベートーヴェン交響曲第七番につてほどほどに書いた。突き詰めが甘くて、あまりモチベーションも完成度も高くない。

 

レポートを書き終えて窓を覗き透かして見上げると、ふくれあがったウーパールーパーの雲が紫色の空にふよんふよん浮いていた。妙に不安な心地になった。

1000人招けるくらいのゼリーを固めてやろうと思ったのだけれど、ゼリーに入れるフルーツが無かったから、ドクターマーチンを履いて最寄りのスーパーへ行くことにした。はくとう、みかん、あろえ、ぱいんとぱぱいや。夕暮れ時の畑道はいい具合にドラマチックな様相を呈していた。ピーナッツ入りのチョコボールを一緒に買って、帰り道に三粒だけ口にほうりこんだりもした。

家ではオーブンでピザを焼いていた。キャンプでみんなと一緒に食べると美味しいかんじのやつ。焼き上がり時のピザは輝いていた。

 

夜8時頃から映画を観た。ヴァージニア・ウルフ『ダロウェイ夫人』を軸に、3人の女性の一日を時間軸をずらす手法で構成した作品。これについてはまた後で書こうと思う。

 

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映画を観ながらカルピス風味のサワーを飲んだ。甘ったるい。

新聞で赤瀬川原平の死を知った。

ネットで三原順船戸明里坂田靖子田渕由美子くらもちふさこの漫画をチェックし、ル・コルドン・ブルーのブレックファーストを注文した。

 

悩んだ時は面白そうなほうを選ぶといい、どうして現実ではいつも諦めることが前提になっているように思い込んでいたのだろう。

猫は抱きしめても遠くから見ても眠たげに見えた。

夜の始まりに、強烈な突風が吹いた。