名残の雪

4℃ 月齢18.72

 

国境の長いトンネルを抜けると雪国であった。夜の底が白くなった。信号所に汽車が止まった。『雪国』

 

今朝、私の住んでいるところでは、ばうばうと横殴りに雪が吹雪いた。

小粒の雪は一切積もらず、地面や肌に触れては溶け、あらゆるものをつめたくしてしまった。私も心の芯まで冷やした(もともとつめたかったけれど)。

通学路にトンネルがある。高校の頃『雪国』の情緒に触れて覚えた心の震えをこの歳の4月に連想するなんて、なんて妙な心地だろうと思い、そばにいる人に話した。さらっと流された。世間話らしい無関心を感じた。

 

長時間二足歩行したことの記録

4月3日 8.8km

  4日 8.04km

  5日 13.22km

  6日 12.66km

  7日 6.28km

  8日 9.36km

これは全て必要に応じて歩いただけなので、迷子でもないし散歩でもない、探検でもない。なのでスリルやときめきはさほどなく、味気ない。こんど体力と時間を作って、思い切り自由な心で、あてもなく歩きまわりたいな。

 

今のところ、思ったよりは呆気なくアルバイトをこなせている。書店バイトと迷って決めたのだけれど、書店に比べて重いものを持つ必要ないし、内容はまあ単調で、なにより時給が良い。大作を作る時の画材費用として貯蓄を進めるのにうってつけである。

 

新しく始めたこと:ワインとチーズの経験・知識を深める、ラム肉料理、鉄のフライパンを育てる

新しく始めてみたいこと:園芸(まずはハーブから)、独語

仕切りなおして取り組まないといけないこと:仏語、英語、歴史

一日も休んではいけないこと:画

 

とにかく先を読みつつバランス良く、フットワーク軽めに着実に積み重ねていきたい。

私達に許されているのはただ、日々を丁寧に暮らすことだけなのだろう。